愛媛大学アジア古代産業考古学研究センター・センターより
◆人類・鉄創世記プロジェクト
― 人類史最古の鉄器は、いかに作られたのか? ―
人類が鉄鉱石と木炭を炉の中に入れ、風を送って鉄塊を獲得できるようになってから三千数百年になります。
しかし、その前から鉄の製品は存在していました。
人類と鉄との出会いは、今から約4000年前とも5000年前ともいわれ、その素材の一つが、宇宙からもたらされた隕鉄(メテオライト:Meteorite)です。
ときは、前期青銅器時代。隕鉄はその時代の炉の中で熱せられ、銅の鍛造技術によって鍛え上げられました。
黒海および地中海沿岸地域では、各地で前期青銅器時代以降の隕鉄製鉄器が発見されています。
また、中国でも殷代から西周代にかけての遺跡で、隕鉄を刃部に備えた青銅利器の出土が知られています。
これらを追い求めてきた考古学研究者が、日本刀の刀匠をはじめとする鍛冶師とともに、本クラウドファンディングにより皆さまからいただくご寄付を活用し、隕鉄製鉄器を復元・分析しながら、世界最古の隕鉄鍛造技術の特徴を明らかにすることを目指します。そして、できあがった隕鉄製鉄器の形・色・模様を実感し、多くの皆様と共有することも、大きな目的としています。
人間と鉄の歴史に新しい息吹をもたらす、人類・鉄創世記プロジェクトへのご寄付を心よりお願いいたします。
愛媛大学アジア古代産業考古学研究センター・センター長
プロジェクトリーダー 村上恭通
プロジェクト詳細についてはこちらをご参照ください。
https://readyfor.jp/projects/meteorite
東京支部より
【報告】会員研究発表会を実施しました!
3月23日(土)Zoomによるオンライン方式で実施しました。
発表者は大野文雄さんと鈴木富佐江さんでした。
大野文雄さんは、魏志倭人伝における投馬國と邪馬壹國との南北位置関係について、「女王國」を邪馬壹國とした場合「女王國以北」に投馬國も含まれるので、投馬國の位置は邪馬壹國より北にあると解釈せざるを得ないことから、従来の諸説における投馬國の位置付けの曖昧さを指摘しつつ、投馬國及び邪馬壹國への行程(それぞれ水行二十日、水行十日陸行一月)の起点は帶方郡であるとする里程論を展開しました。
鈴木富佐江さんは、過去のご経歴においてインスパイアされた様々な状況証拠から、邪馬台国阿波説を支持し、また天皇家のルーツも阿波にあるとの説を提唱され、今回はその説をまとめた非常にエキサイティングな映像作品『ルーツ・オブ・ザ・エンペラー』をご提供いただき、Zoomの画面共有で皆さんと視聴いたしました。
資料をご希望の方は、お申し付けください。
◆中四国支部より
2022年1月28日、楯築ルネッサンスフォーラムが岡山大学で開催され、その3部で倉敷市長から、楯築遺跡の給水塔の撤去方針が説明された。
楯築ルネッサンスフォーラムの目的は、そもそもまず給水塔の撤去を求める為だったので、予想以上の展開に、我々も驚いている。
第一部では松木武彦さんが、紀元前1世紀の九州の墳丘墓から、紀元2世紀には出雲の四隅突出墓と吉備の楯築墳丘墓を中心とした流れがあり、続いて、古墳時代に繋がる三つの流れを指摘。松木さんは少し長生きしていれば、107年に後漢に使いして倭王に任命された、
帥升り墓が楯築であると、遂に大胆に指摘。
第二部では岡大の清家・松本教授がアーティストのコメントを受けて、「アートの弥生古墳時代史」を語る。
第三部では、伊東市長は入念に準備して、給水塔撤去と水道水の確保、遺跡の保護・観光振興の両立について語った。
最後にまたそれぞれの市長に決意を聞いたら、赤磐市長も「両宮山古墳の周辺にカフェ等も整備したい」と述べた。
今年春には、造山古墳そばの千足古墳の整備が完了し、一般公開が始まる。
また秋には造山古墳墳頂部の発掘が始まり、石室の存在が確認されるはずだ。
そして25年以降には楯築の発掘調査と整備も始まるだろう。
まさに今回の松木教授の「楯築遺跡は保王の墓か」が解き明かされ、造山古墳も倭王の墓かも展開していく可能性がある
■論文集編集委員会より
今、アマチュア古代史研究家の論文がアツい!
「私の邪馬台国論・古代史論」がついに本になりました!!
会員論文集
『みんなの邪馬台国』創刊号-27人の古代史論-
すでに皆様のお手元に届いているかと存じます。
国会図書館にも永久保存されました!
これから各支部にて各地の図書館などへの寄贈も予定しております。
執筆者の皆様、広告掲載くださった皆様、誠にありがとうございました。
▶追加注文するには…
編集委員の鈴木浩史委員が書籍専用アドレスを開設しています。
ご注文の方は下記アドレスまでご用命ください。
一般価格1,500円。※全邪馬連の会員の方は1部1,000円となります。
書籍注文係(鈴木委員)↓
zenyamaren.book@gmail.com
全邪馬連からのお知らせ
■会員管理より >>
会費納付が不確かな方は、会員管理・槌田(メー
《振込先》
1.郵便局振込みの場合
郵便振替口座 00140-9-600752
加入者名;全国邪馬台国連絡協議会
※ご依頼人の住所、電話番号、氏名と共に会員ID番号の記載をお願
- 銀行振込みの場合
ゆうちょ銀行019店 当座預金口座 0600752
全国邪馬台国連絡協議会 この場合もお名前と共に会員ID番号の記載をお願いします。
政府のコロナ政策も緩和の方向に向かっています。
本年もよろしくお願いいたします。
全国邪馬台国連絡協議会 会長 井上筑前
《全邪馬連ホームページ》より
◆全邪馬連HPへの投稿をお待ちしています◆
☆「私の邪馬台国論・古代史論」を募集しています。
☆「我が著書を語る」コーナーを活用ください。
※ホームページに関するお問い合わせは、zenyamaren2020@gmail.comまで。
◆「我が著書を語る」◆
●『邪馬台国 それは、、、の地に』(有)学修院 2023年10月 一一一一一(ミツイカズヒト) 天川勝豊
●『倭の五王 隠された天皇家のスキャンダル』 戸室 訓行
●『日本語の起源「古典サンスクリット」の琉球語4』 文字で解く古代史 邪馬台国と邪馬壱国は倭国 髙橋 正典
●『邪馬台国の興亡と大和王権』 小林 良自
●『大和国家の成立と南九州』 黒岩 伸一
●『私の邪馬台国卑弥呼論』 土方 水月
●『邪馬台国の夜明け』東京図書出版 2023年8月高木豊博
●『邪馬台国へ一直線。』文芸社 2023年7月 田沢正晴
◆真説魏志倭人伝研究会
機関誌『たまゆら』原稿募集!
今年こそ機関誌『たまゆら』(第4号)の発行を目指します!
【応募資格】過去に勉強会や講演会に参加された方、
【原稿要領】ワード形式B5サイズ・縦書き・2段組・
【応募内容】古代史に関する論文・随想、漢字・歴史・文化・
【応募方法】事務局守山までメールでご応募ください。
→moriyamatakayuki@outlook.jp
【応募料金】1,000円~5,000円で検討中です(2~10
【販売価格】無料もしくは500円~1,000円の有料で検討中
◆邪馬台国の会
◆邪馬台国の会←詳細はこちら
第419回 邪馬台国の会
4月28日(日)きゅりあん大会議室6F&Zoom
①HKスペシャル 古代ミステリー
第1集「邪馬台国の謎に迫る」(3月17日)の番組の徹底批判。
この放送内容は、公共放送としては、あまりにも、基礎的な知識に欠け、非科学的、非学問的、独断的である。
■ホームページ(過去の講演資料が豊富に掲載されています)
https://yamataikokunokai.com/index.htm
詳細・お問い合わせは、上記ホームページより
講演テーマ:HKスペシャル 古代ミステリー
第1集「邪馬台国の謎に迫る」(3月17日)の番組の徹底批判。
講演会会場:きゅりあん 大会議室6F&Zoom
※講演会場と同時にzoon講演も行います。
■講師
元産能大教授 安本美典
■参加費
【きゅりあん(対面)参加】 一般1500円 学生1000円(会員以外の方も参加出来ます)
※入会金、年会費等は不要です。 講演会資料は、 当日会場にて配布いたします。
【ZOOM参加】
https://yamatai419.peatix.com/view よりお申し込みください(peapix)
Zoom講演 一般および学生 1200円(会員以外の方も参加出来ます)
講演会資料は、別途ダウンロード方式にてダウンロード先をご連絡いたします
ご招待メールを開催日に近づきましたら、ご招待メールをお送りします。
■ホームページ(過去の講演資料が豊富に掲載されています)
https://yamataikokunokai.com/index.htm
詳細・お問い合わせは、上記ホームページより
◆考古学を科学する会
◆考古学を科学する会←詳細はこちら
◆渡来人研究会
◆渡来人研究会
機関紙『渡来人研究』第9号を発刊しました!
2020年~23年にかけて研究会(掲示板等)
【販売価格】3000円(送料別)
【購入・問い合わせ先】こちらの問い合わせフォームからご連絡く
➡サンプル動画① サンプル動画②
【研究会代表の下枝(全邪馬連北海道地区部長)